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うつくしい子ども 石田衣良

出張の帰り、小野田駅にてふと買ったこの一冊。内容は結構重いんだけど、主人公の正義感と何かほわっとした暖かさに惹かれてすっきり読むことが出来た。

内容は、13歳の弟が小学生の女児を殺害してしまうという衝撃的な事件を新聞記者と実の兄(主人公)の視点から書かれたというもの。新聞記者側から見た傷害事件の客観的な面や汚い面、実の兄が遭う様々な痛みやいじめなどの主観的な面や苦痛がコマ送りに見られてスピード感がある。

最近多い児童の傷害事件でもこういった小説のようなことは実際あると思うし、マスコミによるいじめや周囲の冷ややかな目や悪質ないたずらなんかは多いと思う。でもこの小説はそれだけではない何かを見せてくれた。主人公の兄は事件の闇に隠れてしまうのではなく、事件の真相を追うというポジティブな方向に自分を持って行き、徐々に大人へと成長する。そこには汚い策略も待ち受けている訳だが、彼には友が出来、支える仲間が現れる。

どうしようもない闇でもポジティブに、そしてアクティブに動くという姿勢が彼を変えていった気がする。そしてもともと持ってた芯の強さとねばり強さが事件を徐々に明らかにしていく。こういう過程は自分も見習う所が多かった。

そして、この小説で一番大きく言いたかったであろう、人の二面性。人は必ずと言っていいほど表の顔と裏の顔を持っていると思う。それを包み隠して生きてる学校での顔。それは見た目的には正しく、波風立てないということは日本ではもっとも重要視されていることの一つでもあるように思える。それを皮肉にしながら、本当に大事なのは何かと言うことをこの小説は教えてくれたと思う。

自分はAB型なのでよく二面性を持たれるイメージもあるが、本当の自分というものをもっと磨いていきたいと思わせられた今日この頃でした。

今日の一曲 「虹の先」 Salyu
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by s_kita212 | 2006-03-24 00:14 | diary

ひさびさに

ずいぶん更新してませんでした。ADSLからひかりに変えたり、先週は山口に1週間出張に行ってたりと結構どたばたしていたもので。それでもこのサイトを毎日10人くらいチェックしている人がいてびっくりでした。

最近行ったライブについてでもちょっと書いてみたいと思います。まずは東京スカパラ。愛知県勤労会館ってとこであったんですけど、なかなかこぢんまりとしたコンサートホールで一体感があって良かった。ライブも一体感があって、自然と体が動くし、気持ちの良いライブって印象でした。でもちょっと勉強不足だったかな。ドラムの金ちゃんが唄ってるんだというのを今更知った自分が恥ずかしい・・

あと、salyu。ダイアモンドホールであったんですが、なかなかの盛況ぶりで、見る位置は一番後ろになってしまいました。最初の方はほとんど見えなかったけど、徐々に視界が開けてきて良かった。声だけでもいいけど、やはり表情とか楽器もみたいもんだもんね。サリュのライブはなんというかほんと心地よくて、今までの悩みや疲れをふっとばしてくれるような勢いがあった気がする。特に印象に残ったのが、「landmark」。こんな素晴らしい曲だったんだってのをこのライブで知りました。徐々に感情が溢れ出すような唄いぶりに、歌詞通り何かが弾けだしたって感じになった。今回のツアーはアコースティックで、キーボードなしだったんだけど、サリュの声がより鮮明に響いてくるのが新鮮で、これはこれでいいなと感じました。4月に発売される新曲も楽しみなところです。

今日の一曲 「すばらしい日々」 ユニコーン
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by s_kita212 | 2006-03-23 02:06 | diary